学生が企業・団体等において実習・研修的な就業体験をする制度です。広島修道大学商学部では、卒業生のネットワークを生かして多数の派遣先に、毎年多くの学生を派遣しています。
インターンシップを経験することによって学生は変わります。 まず、学生が、社会人と学生の違いを実感し、自分の将来をしっかり考えるようになります。その結果、学生の行動が変わります。大学での授業の重要性が実感できた学生は、以前よりもさらに熱心に学習することになります。商学部では,企業家精神などの講義を含めてビジネスの現場の話を学生に提供していますが、学生はインターンシップ体験により、耳学問から、実際に仕事を体験し実感するようになります。そして、生涯の天職を目指して、学生は動き出します。
学生を一定期間受け入れることは、現実に手間のかかることですが、それを上回る利点が存在します。例えば、最近の学生気質を理解し、採用活動や研修制度のアップデートの好機となります。学生への業務の説明を通じて、担当者の説明力の向上なども生じています。さらに付随的なことですが、大学の教育へ産業界のニーズを伝えることができます。中小企業やベンチャー企業では,学生にアピールすることができ知名度をあげることができます。企業の社会的貢献あるいは企業のPRの機会となります。
なお、商学部のプログラムには、商学部の学生しか参加できないのではなく、他学部聴講という制度で他学部の学生も履修できます。逆に商学部の学生でも、他学部のプログラムに参加できます。
実習先企業決定のための作業
希望者向けのオリエンテーション
参加学生の選抜
実習企業、その業界に関する事前学習(受入先企業を知る)
課題研究(実習予定の内容に関する事前学習)
実習要領の最終確認
実習の準備(身上書・誓約書等の作成)
ビジネスマナーの指導(挨拶、敬語、電話での応対、名刺交換など)
秘密保持等倫理観の醸成
受入主体または配属部課、実習受入期間などにより様々な形態、実習内容が考えられる
1週間で5日間あるいは2週間で10日間の実習
実習日誌・実習レポートの提出・添削
実習結果の発表会・体験発表と講評
(受入先担当者にも発表会へ参加してもらいコメントをいただく)
総括と提出物の返却
受入先からの出勤簿、所見
事前学習・事後学習での出席、発言、レポート等の評価
実習結果発表の評価